この記事でわかること
- 仮想通貨のステーブルコインってなに?
- 日本で国産ステーブルコインが発行されるとどうなるの?
- 私たちが準備しておくべきことは?
- 仮想通貨を持つなら以下のサービスがおすすめ
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はじめに
今回はステーブルコインについてまとめます!
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Contents
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暗号資産(仮想通貨)のステーブルコインってなに?
ステーブルコイン(Stable Coin:安定した通貨)とは、米ドルなどの法定通貨に紐付けられ、常に紐づけられた(ペグされた)法定通貨と同じ価値を持つ暗号資産(仮想通貨)です。
たとえばビットコインやイーサリアムなどの暗号資産は需給バランスによって価格が大きく変動しますが、USDTやUSDCといった米ドルにペグされた暗号資産は常に米ドルと同じ価値を持つので、不安定な暗号資産業界の中での基軸通貨のような役割を果たしています。
5月31日の日経新聞の記事によると、2023年6月1日の改正資金法の施行によって暗号資産のステーブルコインが電子決済手段として定義され、米ドルや円などの法定通貨に紐付けたステーブルコインの発行が国内で可能になります。
今まで日本国内ではステーブルコインの発行はおろか、国内の暗号資産取引所では取り扱いすらしていませんでしたからこれはビッグニュースです。
2023年3月から実証実験を行なっていた
PR TIMESより
日本企業のG.U.Technologies株式会社は、国内三つの金融機関「みんなの銀行」「UI銀行」「四国銀行」と連携してイーサリアム完全互換のブロックチェーン「Japan Open Chain」を構築。
日本法に準拠したステーブルコインの発行に向けて準備を進めており、6月の法改正後に本格始動。
なんと2023年中に実際の発行を行う予定です。
ブロックチェーンってなに?
ブロックチェーンとは、暗号資産(仮想通貨)の送金などのやりとりを管理するシステムのこと。
暗号資産のやり取りには国や銀行の金融システムが介在しないため、セキュリティ性が高く確実な運用が可能なブロックチェーンが求められます。
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日本で国産ステーブルコインが発行されるとどうなるの?
国産ステーブルコインが発行されて流通が広がると、ありとあらゆるお金のやり取りが暗号資産のステーブルコインで行われる可能性があります。
暗号資産であるステーブルコインは銀行間の送金システムである全国銀行データ通信システムを経由しないで送金できるため、手数料を抑えて利用することができるのです。
国内企業と海外企業との間の取引決済は現在は煩雑な手続きを踏んで時間と手数料が多くかかりますが、ステーブルコインを利用することで簡便化することができメリットが大きいです。
まずは企業間決済にて多く利用されそうな国産ステーブルコインですが、私たち個人のお金のあり方も変えていく可能性があります。
クレジットカード決済や銀行振込、電子マネー、QRコード決済など今私たちが使っているお金の移動方法に「暗号資産での決済・送金」が追加されるということ。
例えばPayPayは日本国内でしか使えませんが、暗号資産のステーブルコインを使った決済なら全世界どこでも手数料が変わらず利用できます。
今後ますます広がっていくグローバル化の波の中で、特に海外決済で利点の多い暗号資産決済は急拡大するかもしれません。
今や使用が常識となり日本人の決済方法を大きく変えたPayPayも、2018年に始まったばかりの新しいサービスですよね。
たった数年でお金の支払い方法が大きく変わる可能性は十分あります。
国産ステーブルコインは誰が発行するの?
今回の法改正で、ステーブルコインの発行者は「銀行」「信託会社」「資金移動業者」の3主体に限定するとのこと。
なんとビットフライヤーやコインチェックなどの国内暗号資産取引所は含まれていないようです。
まずは実証実験を行なっていた「みんなの銀行」「東京きらぼしFG(UI銀行)」「四国銀行」がコインの発行を始めると思われますが、その他の企業も次々に参入してくるでしょう。
参入企業は「預金残高の獲得」「手数料の収益」「外貨建てステーブルコイン発行による外貨獲得」など多くのメリットがあるためです。
資金移動業者ってなに?
資金移動業者とは、簡単にいうとお金をやり取りを扱う銀行以外の企業のこと。
現在83社が登録されており、大手ではドコモ・ソフトバンク・楽天・SBI証券・GMO・PayPay・JCB・PayPal・メルペイなどがあります。
これらの企業がステーブルコイン発行に参戦してくる可能性があるということです。
国産ステーブルコインはどの法定通貨に紐づけられるの?
様々な法定通貨に紐づいたステーブルコインが複数発行されると思われますが、主に米ドル・日本円・ユーロの三つでしょう。
日本国内メインで流通させたいコインであれば日本円と同じ価値を持つステーブルコインが受け入れられやすいでしょうし、海外とのやり取りの際は米ドルやユーロに紐づけたステーブルコインが重宝されるでしょう。
私たちが準備しておくべきことは?
年内に国産ステーブルコインが発行されても認知されて広まるまではある程度時間がかかるでしょうし、どういった形で手に入れてどういった形で保有・決済するのかまだ全くわかっていません。
みんなの銀行がコインを発行したとして、みんなの銀行アプリ内で日本円と両替できたり決済に使えたりするのか、はたまた国産ステーブルコイン決済用のサービスが新たに誕生するのか、全く分からないのです。
よって今すぐ起こせる具体的な準備はそれほどできることが多くありませんが、みんなの銀行などの最新デジタルバンクや暗号資産システムに触れておくのは有効と言えそうです。
本格的にサービスが始まったときにすぐ利用できる人が利益を享受できるのは見えていますからね。
最新デジタルバンクの口座開設をしておく
ステーブルコインの発行が始まったときにすぐ動いて先行者利益を得られるように、口座開設をしておきましょう。
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暗号資産を無料で保有して触れておく
日本国内で国をあげて暗号資産が使われるようになれば、ビットコインを含めた暗号資産業界全体が盛り上がって通貨価値が上昇する可能性が高いです。
ちょうど2024年はビットコインの半減期というイベントを控えており、2023年は暗号資産を始めるのにとてもいいタイミングです。
口座開設だけで無料で日本円やビットコインがもらえる取引所を紹介しますので、気になったらまずは暗号資産に触れてみましょう!
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ビットフライヤー(bitFlyer)
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国産ステーブルコイン まとめ
日本国内で暗号資産・仮想通貨がぐっと身近になるかもしれない、国産ステーブルコインについてまとめました。
世の中はすさまじいスピードで変化していっています。
常に新しい情報を吸収しながら、振り落とされないようにしたいですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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